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明るい陽射しが降り注ぎ、新緑が心地よい日ですね。


身近にいらっしゃった一人の方の逝き方をご紹介します。
事業をされてたわけでもなく、役職がついていたわけでもなく、
親の遺産があったわけでもない、K氏は普通の一般の方でした。

図書館の入り口にK氏の文庫があります。
生前よく通ってられたこの図書館に2億6千万円を寄付。

K氏の生活は、噂になるほど質素な暮らしぶり。
そして、生涯を一人で過ごされました。
天涯孤独というわけではなく、
ご兄弟や甥御さんたちはいらっしゃいました。


晩年には、自宅も処分し施設に入られ、
皆が気にしなくなった頃に
K氏の図書館に寄付のニュースが届きました。


後で聞いた話ですが最後まで面倒を見てくれた人にも
それなりの手続きがされていたそうです。

自分の死後、意思通りに事が運ぶように手配してありました。


地位のある人でもなかなか、
できるものではありません。

自身の意志表示をハッキリと持ち、

K氏の逝きざまが今までの生き方を
見事に象徴していました。

『後の事は死んでしまえ分からないから知ったことではない』と
言う人がいますがそれは
あまりにも無責任だと思うのです。

『周りに迷惑はかけたくない』とよく言いますが
揉めている例は山のようにあります。

出来れば揉めたり、
家族が困ったり悩んだりしないように
準備をするのが想いやりです。

逝き方は生き方でもあります。

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