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愛する人を失くした時の悲嘆の最大の因子として
思慕があがってきます。

もはや再会することができないことを納得しながらも
ふとした時に故人を思い出してしまう反応、
無意識に思い出がよみがえる反応のことをいいます。

繰り返し、もう2度と逢えない人のことを思うのは苦痛です。
しかし、一方では、それを望む自分が存在します。

仏壇や位牌に向かって静かに手を合わせる姿は、
故人の居場所を探し求め、保全しようという願望と、
自らの意識に留めておきたい願望が重なり合っています。

共に暮らしている時は意識もしなかったでしょうが、
2人で一緒にやってきたことを独りでする時、
もういないのだと感じてしまいます。

一緒に食事をできない、語らいができないなど、
大切な人の居ないことを改めて感じることになります。

こういった現象は死別後少したってから、始まり、
故人無しの生活を乗り切ることが、
さほど苦にならなくなるまで続きます。

もしかすると、記憶として生涯風化することなく
続くことも考えられます。
(私自身の実感としては乗り越えるのでは無く
身体と同化すると感じています)

とことん悲しみと向き合う最も、苦しいこの時期は
悲嘆をクリアするためには

どうしても、1度はくぐり抜ける必要がある時期です。

この苦しさから逃れるには
感情を表出することが1番です。

以前に、7月27日に「泣ける場所が無い」を
アップしておりますが、
誰に遠慮することなく、泣き、怒り、我儘を
言うところが無いのです。

そのことはカウンセリングをしていて、切実に感じます。
泣かない死別者はいらっしゃいませんから。

感情を表出しながら、
思慕や追慕の記憶を頼りに故人の思い出を
自らの内面に納めて生活を再構築する。

今の状態がずーっと続く訳ではありません。
ゆっくりですが、そんな日が必ずやってきます。
大丈夫です。

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10月の催し
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第2回 陽だまりの会

日本グリーフケア協会認定のグリーフケアアドバイザー主催
死別の悲しみについての研究は進みヒントが分かっております。
不要な悲しみや辛さまで追う必要はありません。
家族が新しいバランスを取り戻すヒントを得るための分かち合いの会です。
・連れ合いを亡くされた方

・お子様を亡くされたご両親、お身内の方

・お父さん、お母さんを亡くされた方

・大切な存在を亡くされた方
●日時

 2015年10月4日(日 )13:30~15:30(受付 13:20~) 
●会場
 大津市旧大津公会堂 201会議室
 〒520-0047  大津市浜大津1丁目4番1号
●内容
 グリーフケアワークショッププログラム
●参加費
 価格 1,500円(小菓子込)
●申込方法
 電話 0748-82-2700(平日10:00〜16:00)

 インターネット http://www.shukatsu-study.com/



第14回セミナー   陽だまりごごろセミナー
  認知症になった時の財産管理  ヤマギワ司法書士事務所所長 山極裕人
  理想の最期であるために  グリーフケアアドバイザー 今井 暁美
●日時
 2015年10月25日(日 )
13:30~15:00(受付 13:20~) 
●会場

 大津市旧大津公会堂 201会議室
 〒520-0047  大津市浜大津1丁目4番1号
●参加費
 価格 1,000円(税込)
●申込方法
 電話 0748-82-2700(平日10:00〜16:00)
 インターネット http://www.shukatsu-study.com/

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 想いを伝えることと、選択肢を持つことが大切です
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■発行責任者
運営会社 L・ボーン株式会社   代表取締役 今井 暁美
■発行者住所
滋賀県甲賀市信楽町長野1197-2(信楽伝統産業会館前)
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