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今まで、エンディングノートを書いておくことは
大変な効能があると私は思ってきました。

そして、セミナーでもきっちりとした知識の元で
答えを出すことが良いと思ってきましたので
かなりの時間を使い説明をしてまいりました。

過去の自分史のような項目については 
書いておくことで、いいと思います が
特に医療関係の項目、未来のことを予測で書くことは難しく、
自分がどういう状況になるかも想像がつきません。


例えば、「延命治療」
私たちが考える「延命治療」、家族が考える「延命治療」
医療者が考える「延命治療」が一致しないことも
目の当たりに致しました。

「延命治療」はケース・バイ・ケースの非常に
曖昧で流動的な言葉だと感じます。
単なる言葉の意味を理解しても
双方の理解の仕方が一緒とは限らないのです。

そしてそのことを知らないまま
書いて残しておいたら、
遺された人が苦しむようなケースになることも実際起こっています。

そんなことにならないように
こういった項目については
家族同士で「もしもの時」のことを話し合って欲しいと思います。
それをきっかけにして、お盆の時やお彼岸などに
積極的に話題にしてもらえればと思います。
気持ちが変わっても定期的に話ができます。

書くことは大変ですが、話すことで
気持ちや心の奥が理解でき、なぜそうなのかが分かってきます。

その、なぜそうなのかが分かれば、
どんなときにも気持ちを推し量ることができます。
それが、できればお互いが後悔のない
バトンと渡し方、受け取り方になると思います。
改めて、想いは伝えることが1番だと思いました。

エンディングノートは購入していても
実際、記入している人は1割にも満たないと言われています。

いざ、書こうとすると専門的な知識も必要になり
非常に大変な作業であることも事実です。

しかし、家族がいらっしゃらない方や
家族があっても縁のない方、
遠方でそんなに会えない方と
そうしてもエンディングノートを
残しておかなければならない
事情の方もあるかと思います。

その方たちにはこういった事も含めて
アドバイスさせていただいています。

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10月の催し
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第14回セミナー   陽だまりごごろセミナー
  認知症になった時の財産管理  ヤマギワ司法書士事務所所長 山極裕人
  理想の最期であるために  グリーフケアアドバイザー 今井 暁美
●日時
 2015年10月25日(日 )
13:30~15:00(受付 13:20~) 
●会場

 大津市旧大津公会堂 201会議室
 〒520-0047  大津市浜大津1丁目4番1号
●参加費
 価格 1,000円(税込)
●申込方法
 電話 0748-82-2700(平日10:00〜16:00)
 インターネット http://www.shukatsu-study.com/

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 想いを伝えることと、選択肢を持つことが大切です
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■発行責任者
運営会社 L・ボーン株式会社   代表取締役 今井 暁美
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滋賀県甲賀市信楽町長野1197-2(信楽伝統産業会館前)
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最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。