死別の心をケアするカウンセリング 陽だまりごごろを
いつも、読んでくださっている皆さまに感謝申しあげます。
愛する人をなくして悲しみの中にいる人に声をかけるのは
とっても難しいものです。
ご相談の中には、「どうして、周りの人は平気で傷つけるんだろう?
私が愛する人をなくしたのは知っているのに・・」という
ご相談は少なくありません。
死別者は、かけられた言葉が本物かどうかを 瞬時に見分けます。
死別者を勇気づけようと思ってかける一言が、かえって傷つけていることがあります。
死別者の悲しみは本当に人それぞれで、一種「腫れものに触る」ような状況であると思います。
死別者の神経が過敏になって、
本人も気がつかないうちに否定的な反応を取ってしまうことがあることを理解し、
ある種、理不尽な反応を受けることもある程度予測した上、
大きな気持ちで支えることが大切です。
死別者が傷つく言葉
■励ましや激励
頑張って・早く元気になって・奥さんを力づけてやれ!(子供を亡くした父親に。父親も悲しんでます)
■悲しみ比べ
あなたはまだ良い方・もういいお年だったから大往生ですね・お子さんが大きいから(小さいから)まだマシ
■気休めの同意
お気持ちはよく分かります・元気そうで安心した
■回復の早さをほめる
あなた強いわね・元気そうで安心した
■性急に前進することを勧める
まだ若いんだから・次の子を作ればいいじゃないか・忘れるのが1番だ
■死後時間がたってなかなか立ち直れないことを指摘する
もう、1年たったんだから元気出さなきゃ・いつまでもクヨクヨそんなこと考えてないで・それじゃ故人が悲しむ
■実生活での大きな決断を迫る
夫や若く亡くした女性に再婚の可能性をほのめかす・納骨や遺品の整理をせかす
■遺族が自分で見つけ出すべき死の意味を自分勝手に押し付ける
神様が決めたこと・成仏した・新しい赤ちゃんは亡くなった赤ちゃんの生まれ変わり
■自分の考える喪の行事や方法を押し付ける
葬儀、法事はこうしなければいけない・〇〇家は昔から・・
・・・死別をめぐるハンドブック・法月雅喜より抜粋・・・
思わず、言ってしまってる言葉ありませんか?
励みになりますので宜しければボッチとお願いします
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■発行責任者 運営会社 L・ボーン株式会社 代表取締役 今井 暁美
■発行者住所 滋賀県甲賀市信楽町長野1197-2(信楽伝統産業会館前)
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最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。