死別カウンセリング「こころの杖」を
いつも、読んでくださっている皆さまに感謝申しあげます。

妹さんからのご相談でした。

「兄との関係がとてもギクシャクしています。
早くに父が亡くなったので、兄が私たち妹の面倒を見てくれました。
母も私たちも、兄を頼りにして大きくなりました。
私たちもそれぞれに独立したのを見届け、兄は結婚しました。
しかし、母と兄嫁との関係はよくありませんでした。
必然的に私たちも、あまり良くは思っていませんでした。
そして兄は離婚。その後、母は事故で他界しました。
母の行事で兄と会っても、トラブルんです。もう、会う度に・・・」 

死別に合い、本当の自分を出せない生き方をしている人がたくさんいます。

お父さんの死後、「自分は男だから」と思い
お母さんや妹たちのために頑張ったんですね。
これは、誰かに勧められる訳ではなく、自然と父の代わりをすることになるんです。

本当は甘えたいのに、逆の立場にならざるをえない時、その時は自分らしくない時です。
でも、その時は「お兄ちゃん～」 と頼ってくる妹の気持ちに報えられたことがとてもうれしいんですね。
そんなことが、延々続いていく訳です。
しかし、そんな中で作られていく自分は本当の自分ではないんです。 

本当は、逢いたいのに、知らんぷりをしたり、
本当は、出来ないのに、出来るふりをしたリ
本当は、知らないのに、知ってるふりをしたり、
本当は、怠け者なのに、働き者に見せたり
本当は、ケチなのに、気前がいい風に見せたり
本当は、大したことないのに、よく見せたり
そんなところに問題や悩みが起こります。

残りの人生を自分らしく生きるために
どう生きれば、自分らしいのか？
心が体が何を喜ぶのか？
他人の目を気にすることなく、自分らしく正直に生きてみたいと思いませんか？ 
そのために、人生を振り返り、自分探しをしませんか？ 
そんな自分探し応援してます。 

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