死別カウンセリング「こころの杖」を
いつも、読んでくださっている皆さまに感謝申しあげます。
もう再会できないことを納得していても、
フッとした時に故人を思い出してしまう。無意識に思い出がよみがえる。
もう、10年も20年も経つのに、何かをきっかけにこみ上げてくることもあります。
思慕のこういった反応は死別に直面していた時期を考えると、
ある程度、自分で操作できるようになっていることに気がつきます。
そして、繰り返し思い出すことを苦痛としながらも、
不思議なことに、それを望む自分の存在にも気がつきます。
死別体験後の抑えきれない感情、いったいどのように乗り越えたらいいのだろう?
私の失った人はどういう人だったのか?
あの人と私の人生はどうだったのか?
あの人と家族の意味は?
そんなこととしっかりと、向き合うことで、
心の中の答えが導きだせます。
あなたの深い悲しみの中にある、答え。
もしかするとグリーフの心の傷で、大切なことに気づいていないかもしれません。
自ら答えを導きだしていくために寄り添うのが、グリーフケアです。
答えを導きだした時、
自分なりの故人の姿を心に焼きつけ、心の片隅に残したい願望は
思い出したい時に自然に表れる存在に変わります。
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■発行責任者 運営会社 L・ボーン株式会社 代表取締役 今井 暁美
■発行者住所 滋賀県甲賀市信楽町長野1197-2(信楽伝統産業会館前)
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最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。