死別カウンセリング こころの杖を
いつも、読んでくださっている皆さまに感謝申しあげます。
「母ロス」という言葉をご存じでしょうか?
母を亡くしたことによって起こるグリーフ(悲哀)のことを
特に「母ロス」と総称しています。
日本人は母親との結びつきが強く、
この傾向を感じることが多いのが実状です。
そして、不思議なことに決して母子関係が良くなくっても
「母ロス」なることは多々あります。
他界して、10年以上も経つのに、
悲しみのスイッチが入る時もあります。
人生の節目に母親とのつながりは形を変えて湧き上がってきます。
それは、思慕や喪失感、罪悪感、怒りや憎しみ等々
人それぞれのつながりの中で色んな感情が
何十年たっても生きているんです。
当時、忙しさを理由に
あまり考えなかったグリーフを見つめ直した時に
あの時にしっかりと見つめてれば、違う人生があったと思う人は多い。
憎しみあおうとも母であることには間違いがなく
時間によって、過去のものにできた時に許せるのではなく、
許容できるというそんな時間の積み重ねが、できれば良いなあと思うのです。
そのためには、幸せでいることがやっぱり、大切だと思うんです。
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■発行責任者 運営会社 L・ボーン株式会社 代表取締役 今井 暁美
■発行者住所 滋賀県甲賀市信楽町長野1197-2(信楽伝統産業会館前)
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最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。