死別カウンセリング　こころの杖を
いつも、読んでくださっている皆さまに感謝申しあげます。

今、TVでも話題の離婚劇
見ていると死別をきっかけに沸き起こる感情と混乱に似ています。
状況の違いはたった1つ。
相手が存在するか否か。
存在するが故に、相手に対する怒りは留まる気配がありません。

実はグリーフは死別以外の喪失のことも入ります。
愛情の喪失、職業の喪失、財産の喪失・・と
非常に深刻なアイデンティティの危機をもたらします。

愛情を亡くすかもしれないことをきっかけとして
一度に沸き起こる不安や悲しみの反応。
思慕や、疎外感、うつ的不調、自殺・・
時には、自責の念にかられたり、
時には、怒りの念をぶつけたりと相反するように見えて
実は表裏一体なのです。

自分の都合の良いように見てしまい
自分の都合の良い人だけの言葉を聞いてしまい
自分のやっていること全てが正しいとアピール

本当にあなたのことを大切に想っている人は誰なのか？

自分自身では考えて行動しているつもりでも、
深い悲しみの中にある傷ついた心では
正しい答えが出るはずはありません。



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