死別カウンセリング こころの杖
いつも、読んでくださっている皆さまに感謝申しあげます。

大切な人の疾病が回復不能と分かり、
実際の死を前にしてグリーフが予期的に始まることがあります。
それを予期的グリーフと呼んでいます。

予期的グリーフが死後のグリーフを軽減するとか
悪化させるとは一概に言えません。
しかし、このことが家族の中の誰かの思春期に起こるなら
少し、注意が必要だと思うのです。

心と身体が大人と子供の狭間にあり、
社会に出ていないので自立が想像もつかず
守ってくれるべき親を失くすことは
悲しみや怒り、罪悪感に加えて、不安が挙げられます。

「どうしていいか分からなかった」
「本当に辛かった」
「何に、怒っていいのか分からなかったけどいつもトゲトゲしかった」
「もがいても、もがいても満たされなかった」
「自分の人生だけが周りと違うような」
「重くのしかかってくるような切迫感を否応なく感じた」と
思春期の子供たちの声です。

思春期であるための感情表現の複雑さ
家族に心配かけまいとする思い
「生きること」とは?と「死ぬこと」とは?を考え、
堂々巡りの中で埋もれる感情は
思春期の子供たちを翻弄してしまう状態でもあります

死が避けらず、選択肢が無いのなら
残された時間をどう過ごすのかを考えることです。
家族の力を結集させ、そのことに向かいあえれば
患者と家族のQOL(生活の質)は良くなります。

決して後悔はしないということではありませんが、
その時に一生懸命にやったということが
家族や本人のグリーフや生き方に
ポジティブな影響を与えることは間違いがありません。

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