死別カウンセリング こころの杖
いつも、読んでくださっている皆さまに感謝申しあげます。

大家族の時代、遺族になった私達を癒してくれたのは、
家族や地域社会が担ってくれていた部分が多くありました。

儀式を重ねる別れのしきたりには、遺族への気づかいがあり、
悲しむ時間を親戚や友人たちと共有することができました。

大きく変化したライフスタイルでは、
そういったしきたりは生活改善や簡素化のもとに消えつつあり
悲しむ時間や考える時間をじっくり持つことや
「理解してくれる人と話したい」の思いが叶うような場面は無くなりつつあります。

大切な人を亡くした前と同じように繰り返される日常は
大切な人を亡くしてしまった私たちにとって、
対応しようと思っても心や体は付いていけません。
見せかけの言葉や態度を直ぐに見破ってしまい、
傷ついたという声は多くあります。
死別の苦しみや悲しみは体験した者でなければ分からないものなのです。

遺族の人たちは、同じ悲しみを背負った仲間と会って、
話をする機会を持ちたいと希望する人が多くいます。
疎外感や孤独感の中で私達は「大切な人の死」を受け止めるために
今までとは全く違った視点で答えを探さならない状況の中で
同じ仲間たちと共感し、受容することは立ち直りに大きな力を与えます。
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■発行責任者  
運営会社 L・ボーン株式会社   代表取締役 今井 暁美

■発行者住所  滋賀県甲賀市信楽町長野1197-2(信楽伝統産業会館前)
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最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。