死別カウンセリング こころの杖
いつも、読んでくださっている皆さまに感謝申しあげます。

大切な人を亡くし、後悔の無い人や怒りを持たない人はいない
どうして救うことができなかったのか
別の施設だったら・・
もう、1秒違っていたら・・
「ありがとう」と言えばよかった
もっと一緒にいてあげたかった
もっと大切にしてあげればよかった
あの時あんなことを言わなければよかった
もっと労わってあげればよかった等々と
時間が経てば経つほど周りから聞くこともあり、
身をもって感じることもあり、
後悔は尽きない


私達、だれもが個々の事情や環境の中で大切な人を看取ります
その中で懸命に取り組んでいても、十分でないことができてきます
それは誰もがそうです
振り返れば、あれも足りなかった、こんなことも足りなかったと
大切な人の思いに報いられたのか?と後悔するけれど
自分の状況の中で懸命に看取ったという事実があれば
至らなかった自分や想いを馳せられなかった自分を
許せる力になります。
未来を駆け抜ける力にもなります。
多くの人を見て感じることですが
看取りや死別には究極の学びがあるように思うのです。

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