死別カウンセリング こころの杖
いつも、読んでくださっている皆さまに感謝申しあげます。

グリーフを抱える人はとても多くなってきています。
核家族であることや、生活様式に変化が起こり,
遺族を生活の中で共通項目とすることができなくなりました。

核家族でなければ、
父を亡くした時、遺族となった母とグリーフは分かち合うことはできます。
そして、親族の励ましや慰めも同じように受け、癒されることもできます。
以前、私たちはそういった中でゆっくりと教授することができたのです。

今は、一人で抱える人が実に多く、
連れ合いとも分かち合えない状況が実情です。
ある意味で仕方がないことかもしれません。

そして、私たちはインターネットで
困りごとや問題を調べる習慣がつきました。
「グリーフから立ち直るのにはどうすればいいの?」
「いつ、回復するの?」
「こんな気持ちになるのか病気なの?」
「人はどうして回復しているの?」と尋ねてみます。
それなりに、アンサーはあります。
好ましい方向性も分かっています。
でも、簡単にいきつかないのです。
グリーフからの立ち直りは、人の受け売りでは駄目なんです。
自分仕様でないと本当の力が湧いてこないのです。

仕事、家の事、子供たちの事と
毎日、やらなければならないことが山のようにあります。
やることがあることは、
ある意味グリーフからの落ち込みを緩和させてくれる面もありますが、
目まぐるしい日々を送りすぎていると、
こうあるべき姿と今の自分が乖離して
ハレーションを起こしてしまいます。

例えば、命日にフッと「頑張っているのに、救われていない自分がいること」に気づき、
とても悲しくなったり、辛くなったりします。

忙しさの中から生まれてくることはありません。
ゆったりとした、心の時間を継続して持つこと。
そして、気分を変えてみることも、とてもいいことです。
心に新鮮な空気が入ります。

そして、なにより、死別を話すこと。
ゆっくりと自分自身の整理もでき、何かに気づかされることも多くあります。
遺族はつい、心配させまいと無理をします。
無理は適度にして、話しませんか?心の中を。

yjimageUS8N9ITQ

励みになりますので宜しければポチッとお願いします

カウンセリング ブログランキングへ


会員制のグリーフケア ■グリーフケアカウンセリング  
シングルマザーのご相談  ■色々なことを話したい
粉骨サービス ◆信楽焼の手元供養品 ◆ガラス製の手元供養品 ◆遺骨アクセサリー ◆ペットのために
■発行責任者  運営会社 L・ボーン株式会社   代表取締役 今井 暁美

■発行者住所  滋賀県甲賀市信楽町長野1197-2(信楽伝統産業会館前)
━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆ 
最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。