死別カウンセリング こころの杖
いつも、読んでくださっている皆さまに感謝申しあげます。

自宅を出る時は晴れていたのに、帰宅時には雨。
折り畳み傘を鞄に入れている学生じゃなかったから
自宅まで10分の距離を走って帰ろうと
窓に激しく打ち付けやみそうにない雨を見つめながら考える。

終点のバス停や駅には多くの車列が並び
傘を持った家族が迎えに来ている。
最初の内は、(迎えに来てるかもしれない)と見渡すがやっぱりそこに居るはずはなく
お迎えに来ている家族が、ライトに照らされているせいもあるだろうが、あたたかく見えた。

(忙しくしているけれど、こんな雨の中をどうして帰ってくるのか?)と
心配しているんじゃないかと希望的観測を抱いたりするのだが当然、無理なこと。
帰路につくと「早く着替えないと風邪をひくよ」と言われ、
タオルで雨を拭い去り、ずぶ濡れの制服をハンガーに吊るす。

ひとり親家庭にある日常ではあるが
なるべく無理を言わないように、負担をかけないように,
子供たちは色んな思いを胸に仕舞い込んでいます。

個々の持つパーソナリティによって
子供たちの表現は実に様々です。
死別が巻き起こす環境によって
家族間の役割が子供たちの能力を超えたり、
家族や社会(世間)との関係がうまくいかないことがあります。

間違った捉え方したまま大人になることも多く
間違っていると気付かないまま
努力しても実らない現実に失望してしまうこともあります。

片親である劣等感は
生きるのに役立つ道と張り合おうとします。
だから、しばしば、役に立たない道にとどまっていたりします。

両親に守られるべき環境にいるべき子供たちが
今までとは全く違う環境の中で進んでいかなければならない。
コロナ禍の社会には想像を超えるリスクがあるだろうけれど、
学ぶ心と立ち向かう勇気を常に持って
修正や変更を繰り返し進んでいってほしい。

過去の自分に是非、そう言って声をかけてあげたいと思います。

fashion_ame_zubunure



励みになりますので宜しければポチッとお願いします

カウンセリング ブログランキングへ


会員制のグリーフケア ■グリーフケアカウンセリング  

粉骨サービス ◆信楽焼の手元供養品 ◆ガラス製の手元供養品 ◆遺骨アクセサリー ◆ペットのために
■発行責任者  運営会社 L・ボーン株式会社   代表取締役 今井 暁美

■発行者住所  滋賀県甲賀市信楽町長野1197-2(信楽伝統産業会館前)
━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆ 
最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。