死別カウンセリング こころの杖
いつも、読んでくださっている皆さまに感謝申しあげます。

終活を実行するにあたっては
家庭それぞれに事情があり
いざ、「こうしたい」と思っても、
自分一人で突っ走ると後に問題を残すので、
家族の同意も必要になることも多いのです。

「これで本当に良かったのか?」
「あの時とった行動や言動はあれでよかったのか?」と
繰り返し苦悩し、グリーフの原因の一つになることも大いにあります。
実際、介護の時からこのことの連続です。

店頭を来られる方には
「終活は健康な時からでないとできませんから色々お話して下さいね」と伝えます。
終活は範囲が広いから、健康な時から色々な考えを伝えておく必要があります。
「葬儀の後から、数社の葬儀社の見積書が出てきたんですよ。
あまり、違いがなかったからよかったけれど、
こんなことをしているのは全然、知らなかった。
私達には言わなかったけれど考えてくれてたのねえ」のお話はよくあります。

今回、紹介する終活はご遺骨の行く先です。
離れている息子さんのもとには二人で仲良く骨壺で行くそうです。
それから先は息子さんにお任せです。

数年前に亡くなったご主人の骨壺が大きすぎるので、
粉骨をご希望され、それに見合った骨壺をオーダー。
ご自身も、ご主人のサイズより少し低いことと
秋に生まれているから秋桜の骨壺をオーダー。
引き渡しまでに4ケ月かかりましたが、
娘さんと来られ「これで息子のもとに行ける準備が整いました。
本当に安心しました」と安堵されていました。
終活の一つのお手本だと思います。

(子供たちに迷惑をかけたくない)と私たちの思いは一心です。
ご自身の希望を家族にも後押しされ、
自身の代でやらなければならないことを片付け
次の代に手渡すことを健康なうちに少しづつやっておきましょう。
これがグリーフケアにもつながってきます。
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■発行責任者  運営会社 L・ボーン株式会社   代表取締役 今井 暁美

■発行者住所  滋賀県甲賀市信楽町長野1197-2(旧信楽伝統産業会館前)
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最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。