死別カウンセリング こころの杖
いつも、読んでくださっている皆さまに感謝申しあげます。

いつも通りの日常であればさほどのことはないのですが
年末年始は、故人のいないことを思い寂しさや悲しみが募ります。
単身で受け止めている人もあれば、
帰郷した家族が帰った後、かみしめている方もおられると思います。
徐々に良い方向に向かっていたのに又、逆戻りと
グリーフ(悲哀)は行ったり来たりです。

私はカウンセリングを初めて10年近くなります。
この10年でカウンセリングはとても変わり、
話せる相手を探す方がとても増えました。

コロナ禍で死別の儀式は縮小し、個人のイベントになり、
親族や友人やご近所がご不幸を知らないことも多くなり人
共有できる人が非常に少なくなっているのです。
不幸ごとを許容しない世の中になっている様を感じています。
死別を語る相手がいないのは当然のことかもしれません。

人生最大のストレスである家族の死別は心や体に様々な影響が生じます。
ニュースで流れてくるトラブルも
「奥さんが亡くなってから、孤立状態に・・」というのも多く、
死別をきっかけとして、周りと疎遠状態になってしまう人も少なくありませんが
グリーフ(悲哀)から救われるための近道は話すことです。
自分の中にある漠然とした悲しみや苦しみ、不安。
話すことは不思議なほどストレスが縮小するのです。

話すことにより自分の状況や原因を把握できたり
話相手からアドバイスをうけることで
それらを振り返り、整理することは
ストレスを少しづつ減少させながら、落ち着かせて考えさせてくれます。
これから先の歩みべき糸口が必ず見つかります。

今はたった一人で家族を看取る方も多く、
話す相手がいない方も多くいらっしゃいますが
吐き出すと気持ちが本当に楽になります。
思い切って話してみましょう。それが一番の近道です。

OIP (5)

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■発行責任者  運営会社 L・ボーン株式会社   代表取締役 今井 暁美

■発行者住所  滋賀県甲賀市信楽町長野1197-2(旧信楽伝統産業会館前)
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